江津青年会議所

http://gotsujc.dreamblog.jp

2009年度理事長所信

所 信 

 
継続は力なり!
〜変革の連続がつよいひと・やさしいまちを生み出す〜


社団法人 江津青年会議所 
2009年度 理事長 佐多 宗

 ひとは何を目的に生きているのでしょうか?そう聞くと、ひとによってそれぞれの考え方があり、様々な答えが返ってくるかもしれません。しかし普遍的な言い方をすると「幸せに生きたい」と言えるのではないでしょうか。
 それでは「幸せ」とは何でしょうか?お金をたくさん持つこと、地位や名誉を得ること、自由に暮らすこと…。これまた様々な答えが出てきそうです。しかしどの幸せも、ひとは一人では幸せを感じることができないのです。例えば無人島で100億円のお金を持っていて幸せでしょうか?無人島で「あなたは今から総理大臣です」と言われて幸せを感じるでしょうか?一人で笑っても全然面白くないですよね。
 この世に、絶対的に存在しているものは何一つないのです。全てはひととの関わり合いで成り立っているのです。そうであるならば、「明るい豊かなまち」とはどんなまちでしょうか?それは自己の利益より、関係する他者の利益になる行為をするひとびとが住むまちです。世のため、ひとのためにする活動は、実は「自分自身」のためなのです。この国があり、このまちがありこの家族があり、自分が存在する。そう思えたとき真の「明るい豊かなまち」を創造していけるのだと思います。
 江津青年会議所は本年度35周年を迎えます。続いていくことの力のつよさは凄まじいものがあります。継続することの力を理解する話があります。「ここに温めていると1分で2倍になるバクテリアがいます。ビンの中に入れて温めていたら30分で一杯になりました。では何分後にビンの半分まで繁殖していたでしょうか?」答えは29分後です。では温めて20分後はビンのどのくらいまで繁殖しているかというと、実はビンの1,024分の1でしかありません。ほとんど目には見えないのです。もし20分経っても目に見えないからと言って、温めることを止めてしまうとバクテリアは寒くて死んでしまいます。我々もどんなに良い活動していてもなかなか理解してもらえなかったり、賛同してもらえなかったりします。それでも信念を貫き、「明るい豊かなまち」づくりをし続けることが、つよいひと・やさしいまちを生み出していけるものと確信しています。
 「継続」とはそのまま続けるという意味もありますが、真の「継続」は変革し続けることの中から生まれます。イエローハットの鍵山秀三郎氏のおっしゃったことで、「掃除という単純作業を毎日同じように続けるのは不可能です。毎日こうすればもっときれいになる、こうすればもっと効率よく掃除できる、という改善の意識をもって常に掃除という単純作業を進化させていくことが毎日続けることのコツです」という話があります。まさに「継続」は「変革の連続」なのです。

ひとづくり
 私はJCという組織の一番目の役割として、青年経済人を自負する若者を地域の指導者として育成することがあると考えます。このまちを支えていくのは自分なのだという気概をもって、JC活動はもとより、自分の会社を経営していかなければなりません。私は今後の日本を支えていくのは中小零細企業であると考えます。であるならばJC活動で公の心を育み、自分の会社を社会の公器へと成長させることが出来れば、つよい会社、そしてやさしいまちを生み出す事ができるはずです。
 もうひとつのひとづくりは教育です。教育とはまず親が子にすべきことです。教育には説得力が必要です。どうすれば説得力のある親になれるでしょうか?それはわが子への深い愛情と、命がけで守り抜くというつよい信念と、それを裏付けることのできる実行力が伴っていなければ説得力はありません。子どもは親の背中を見て育ちます。親のすることを真似します。であるからこそ、あるべき大人の生き様、伝統や文化の大切さ、愛する者を守ることの尊さ、生きることの素晴らしさ、思いやりの心を育むことがまちの平和につながることを伝え、実践する。そこから子どもたちに、自分はまわりから生かされているという感謝の気持ちを芽生えさせ、祖先を敬う豊かな心、このまちを愛し、この国を愛する心を形成させるのです。そんな大人の背中を見せ続けなければなりません。


まちづくり
 江津のまちは、このままではますます過疎が進み、活気がなくなっていくのではないかと危惧しています。ではどうするか?それは自律した郷土愛あふれるまちをつくるしかありません。このまちに生まれてよかった、このまちに一生住みたい、そんな想いを抱かせるまちにしていかなければなりません。豊かな自然に恵まれ、伝統文化の息づくこのまちの財産を活かしていくことが大事です。そして思いやり溢れるひとが集うまちにしていかなければなりません。江津を東京にすることは出来ないのですから、このまちのあるべき姿を再認識して、まず自分のまちに誇りを持ち、たくさんのひとに江津のまちを発信し、たくさんのひとに来てもらう。自分からみた江津だけでなく、他のまちのひとからみた江津も聞いてみることで、このまちの素晴らしさを再発見できるのではないでしょうか。
また真のまちづくりをするためにはJCだけでなく、公官庁やまちづくり諸団体との連携もしていくことが「明るい豊かなまち」づくりの近道と考えます。JCがリーダーシップをとって、各組織のネットワークを作っていきましょう。そしてそのネットワークを活かして、我々が自信を持って行うJC活動に積極的に参加してもらい、また我々が他のまちづくり運動に積極的に参加していきましょう。


人脈づくり
 青年会議所メンバーは全国に4万名近くいます。この4万名のひとの力とはどんなものでしょうか?見ず知らずのひとでもJAYCEEとわかっただけで、握手を交わせる団体がJCなのです。人間の脳は何をすると一番活性化するかというと、それは「ひとと会うこと」なのです。脳が活性化すると、ひとが生き生きとしてきます。日本JCや地区協議会、ブロック協議会の活動に積極的に参加し、いろいろな人に会い、ひとの活性化をしていけば、まちも活性化していけるはずです。
今JCは会員減少という問題を抱えています。江津JCも全盛期から考えるとかなり会員減少が目立ってきました。同じ志を持つひとが増えれば増える程、社会やまちに対する影響力も大きくなります。JCは「明るい豊かなまち」を目指すひとの集まりなのだから、同志を増やす程、より早く「明るい豊かなまち」になっていけるのです。江津に住むひとは誰もが江津を「明るい豊かなまち」にしたいのですから、自信を持って会員拡大に突き進もうじゃありませんか!そして江津の未来をみんなで語り合いましょう。


公益社団法人
 JCが行ってきた活動はどんな活動でしょうか?ひとづくり、まちづくり活動を通じて、公の心の育成をしてきたはずです。であるならば、「公益」法人たるべきです。江津青年会議所に脈々と受け継がれてきた「公益」の精神こそ真の公益法人としてふさわしいという気概を持って、国が定めた「公益」という枠組みにとらわれ過ぎずに、公益社団法人としての道を進んでいきましょう。本年度は公益社団法人取得のための手続きを進め、来年度からの公益社団法人認定を目指します。


35周年
 江津青年会議所は設立から35周年を迎えます。江津JCメンバー一致団結して、過去の歴史に学び、今を一生懸命に邁進し、未来を語れる年にしたいと思います。35年という歳月の重みを感じ、さらに10年20年と続いていける組織を模索してきたいと思います。過去5年のJC活動をしっかりと検証し、未来5年を、江津JCがリーダーシップをとりながら、江津に住むひとが江津のまちを誇りを持って語れる、生き生きとした地域社会の実現に向かっていく年にしていきたいと思います。

JCとは
 JCは40歳までの組織です。その意味は、JCで公の心を学び、同志とまちのあるべき姿、国のあるべき姿や未来を語り合い、卒業後もJCで過ごした時間を成長の糧として地域社会に羽ばたいていくひとを育てる道場なのです。だからこそこのまちに必要なのだという誇りを胸に、1年間頑張っていこうじゃありませんか!


 
2009年度活動情報+ 2009.01.20
TrackBackURL :
ボットからトラックバックURLを保護しています